高齢者にとっての痰はそんなに危険なのでしょうか?|喀痰吸引等研修の講座受講・お仕事内容|介護の資格取得ならほっと倶楽部

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喀痰吸引等研修

実務者研修Q&A

  1.  

     

    Q.高齢者にとっての痰はそんなに危険なのでしょうか?

    A.高齢者になると、今までは自然と行うことができていた防御反応が上手く働かなくなることがあります。
    咳も自然な防御反応のひとつ。本来なら、気道内に痰が溜まった場合や、誤嚥により異物が入った場合には防御反応が働き、異物を体外に出そうとして咳が出ます。
    しかし、加齢に伴い体力の低下や、意識レベルの低下、麻痺など後遺障害や嚥下障害がある場合、寝たきり状態、気管切開や気管内挿管をしている場合、手術後等、様々な原因により、咳や咳払いが自力でできなくなったり、口腔内に溜まった唾液を飲みこむことが困難になることがあります。
    この防御反応が上手く働かず、異物が気管へ入ってしまった場合にはどうなるでしょうか?
    ごく少量の水分や異物、痰であったとしても、窒息や呼吸困難に陥る原因となる可能性がありますし、肺炎などの感染症を引き起こすリスクが高くなります。こういった状態は、体力が低下し衰弱している高齢者にとって命に関わる問題なので、自力で異物を外に出すことができなくなった高齢者に対しては、こういった事態に陥る前に溜まった分泌物を取り除くことで感染症を予防し、呼吸が確保できるよう配慮する必要が生じます。


    そこで、従来は医師や看護師が喀痰吸引を行い、自力で痰などを体外に排出することができない高齢者のケアを行っていました。
    ところが、介護施設等では重度の要介護者が増え、入所者の平均年齢も上昇している状況ですから、これら医療的ケアを医師や看護師以外に介護職員も行うことができなければ、24時間安全・安心な介護の提供が困難であるという状況を踏まえ、介護職員であっても特定の研修を修了した者は喀痰吸引や経管栄養など一部の医療的ケアを行うことができるようになりました。
    在宅生活においても医療機関や訪問看護ステーション等との連携により、訪問介護事業所から医療的ケアを行うことができる介護職員を派遣してもらう選択肢を持てることは、医療的ケアが必要な状態にある高齢者本人や家族にとっても大きな支えとなるでしょう。




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