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2017年10月12日

医療行為の喀痰吸引には喀痰吸引等研修を!取得後の手当てについて

介護の現場において課題である事の一つに、介護職員が医療行為を出来ない線引き、というものが有りました。
しかし、現代の高齢化社会において、介護職員が喀痰吸引や経管栄養を行う必要性が出てきて、それが問題視されるようになってきました。
そこで、平成24年4月から「社会福祉士及び介護福祉士法」が一部改正され、喀痰吸引等研修を受けた介護福祉士や介護職員は、「認定特定行為業務従事者」として、これまで許可されていなかった「痰の吸引」等の医療行為が出来るようになったのです。 ただし、利用者やその家族の同意が必要であり、医師や看護師との連携、医療者による監督のもとで、という条件付きです。

喀痰吸引研修とは、1号研修(口腔内、鼻腔内、気管カニューレ内部の痰の吸引、及び、胃ろう、腸ろう、経鼻経管栄養)と2号研修(1号研修の行為のうち、1~4行為を選択して行う)、3号研修(特定の方に対する必要な行為を行う)とに分かれます。
いずれも、50時間に及ぶ講義を受け筆記テストで9割以上正答しなければ、実地研修に進む事は出来ません。
ただし、3号研修に関しては、講義と演習の時間が大幅に短縮されます。
尚、口腔内、鼻腔内の痰の吸引に関しては、咽頭手前までを限度とする事と定められています。
また経鼻経管栄養の際、栄養チューブが正確に胃まで達しているかどうかの確認を、医師または看護職員が行う事も定められています。

給与について

それでは、喀痰吸引等研修後に介護福祉士や介護職員の給与にはどのように反映されるのでしょうか。
基本的には、それぞれの基本月給に特別資格手当てとして付き、手当ての金額は働く事業所によって様々で、5,000円〜10,000円前後までと幅広いようです。 また、アルバイトやパートタイムという勤務形態の場合は、「認定特定行為業務従事者」認定前は時給1,000円だったところが、認定後に1,200円に上がるといったケースも有ります。
喀痰吸引等研修を受けた介護福祉士や介護職員の活躍の場は様々で、高齢化社会において、医療、看護の必要な高齢者は今後増える一方です。
訪問介護での利用者宅、老人ホーム、デイサービス、病院など、その需要は増すばかりでしょう。常に人手不足の介護職で尚かつ認定特定行為業務従事者であれば、まず就職には困らないと言えます。
これまで、在宅介護の場合、利用者の家族が痰の吸引や経管栄養を行っていました。
痰の吸引は頻繁に処置をしなければならず、24時間休みの無い状態で、家族の負担は相当なものでした。
介護職員が訪問介護に来ていたとしても、医療行為であった為に家族でないと行えず、いつ呼ばれるか分からないため外出もままならない状態で、経管栄養も、少しずつ入れる為に一回につき2時間はかかってしまい、一日3回となるとその拘束時間はかなりの時間となります。
喀痰吸引等研修を受けた介護福祉士及び介護職員が、これらの医療行為を担えるとしたら、利用者の家族の負担がどれだけ軽くなるか分かりません。

介護とは、家族が倒れては共倒れです。
これからの時代、絶対的に必要な制度改革だったと言えるのではないでしょうか。

>>喀痰吸引等研修について詳しくはこちら



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