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2016年10月12日

介護職員初任者研修 家庭

日常的に介護を必要とする家族を抱えている場合、家庭内で家族が担う精神的・身体的な負担は少なくありません。要介護度の高い家族がいる場合は在宅生活を維持するために何らかの介護サービスを単独あるいは複数組み合わせて利用していることも珍しくないでしょう。このような介護サービスを利用していると、介護職員の働きぶりを見て知識が豊富で羨ましいと感じたり、生活介護や身体介護などの技術に長けていると感じる場面に遭遇するかと思います。
これら介護職員の中には、ケアマネージャーや介護福祉士のように資格取得までに長い年月、実務経験を要し、高度な知識と技術を備えた専門家も活躍していますが、直接的に利用者に対して介護サービスを提供する職員はヘルパーや職場において研修を十分に受けた無資格の職員であることも少なくないのです。実は、少しの知識や技術の差があるかないかで介護者にかかる日常的な負担は随分軽くなることもあります。
そこで、気軽に挑戦しやすい介護の資格である介護職員初任者研修を紹介し、この研修で学ぶ知識や技術をどのように家庭内における介護に役立たせることができるか考えてみたいと思います。





介護職員初任者研修とは

従来のホームヘルパー2級資格(廃止)に相当するものが介護職員初任者研修です。この研修はどなたでも学歴や年齢、介護経験の有無に関係なく受講することが可能です。受講は指定の養成校にて①通信+通学、②通学、のいずれかの形式で受講でき、合計受講時間は130時間です。受講に必要な費用は養成校によりますがおよそ5~8万円程度が平均的と言われています。また研修のカリキュラムは以下の通りです。

・職務の理解 :6時間
・介護における尊厳の保持・自立支援 :9時間
・介護の基本 :6時間
・介護・福祉サービスの理解と医療との連携 :9時間
・介護におけるコミュニケーション技術 :6時間
・老化の理解 :6時間
・認知症の理解 :6時間
・障害の理解 :3時間
・こころとからだのしくみと生活支援技術 :75時間
・振り返り :4時間
計130時間



介護職員初任者研修は家庭内の介護に生かせるか?

家族に要介護者がいる場合、その介護生活は長期にわたることが多いと予想されます。そこで、介護する家族の側に疲労が溜まり共倒れを招くことがないよう、介護を必要とする場面に変化はなくとも介護者がよりラクに少ない力で身体への負担を減らしながらケアできる介護技術を修得しておくことが介護者の健康を維持するためには大切でしょう。
また、介護者がよりラクにケアできていることが実は介護される側にとっても安心で安楽なケアに繋がっている点も見逃すことができません。
そこで注目したいのが介護職員初任者研修を通じて習得できるボディメカニクス(良い姿勢が保たれ、体のあらゆる器官の調和がとれている状態)を生かした介護技術です。ボディメカニクスの基本は以下の通りです。


  1. 1.基底面積を広く保つ
  2. 2.両手足に均等に体重をかける
  3. 3.膝を曲げ腰の位置(身体の重心)を低くする
  4. 4.持ち上げる動作の前にはまず水平に引く
  5. 5.利用者をなるべく自分の位置に近づける
  6. 6.てこの原理を利用する
  7. 7.なるべく顎を引いて動く


日常的にボディメカニクスを利用した介護を心掛けることで介助者にかかる身体的な負担(腰痛や肩痛、背痛など)は随分と軽減されますし、また講座で学ぶことができる介護に関する概論、知識は心理的な負担の軽減につながることが予想されます。
資格取得と言うと、仕事に生かすためと思われがちですが、家庭における介護に生かすために介護職員初任者研修受講は有効であると言えるでしょう。





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