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2017年10月12日

夜型高齢者の問題点と病気のリスクとは?改善方法をご紹介

一般的に高齢者と言えば、夜早く眠り朝早くに起床するというイメージがあるのではないでしょうか?
実際に、若い時には一度眠ると翌朝までグッスリ眠れていたにも関わらず、年齢を重ねると多くの方が、睡眠のリズムに変化が生じ、睡眠時間が前倒しになる=早寝早起きを経験されるようです。これは、若い頃よりも血圧や体温、ホルモンの分泌など睡眠に深く関わる生体機能リズムが前倒しになることで引き起こされるので大きな問題ではありません。
しかし、これとは逆に睡眠のリズムが後ろにずれてしまう夜型睡眠の高齢者が増加していることをご存知でしょうか。夜型睡眠が定着してしまうことは様々な健康リスクの引き金にもなりますので注意が必要です。



睡眠が夜型になるきっかけとは

きっかけの多くは社会生活の変化によるものです。今までは、会社や育児や地域活動などの制限により、規則正しい生活の維持していたものの、それらがなくなったことで早起きの必要性がなくなり、起床時間の遅れにつながるわけですね。
特に単身生活をしている高齢者は、生活リズムが乱れやすく夜型にシフトしやすいと言われています。
また、加齢と共に高齢者の脳波は深い睡眠状態であるノンレム睡眠の時間が短く、浅い睡眠状態にあるレム睡眠の時間が増えるため、睡眠の質が全体的に浅くなることが分かっています。睡眠の浅さは夜間の尿意やちょっとした物音での起床につながり、結果的に若い時のような熟睡感を得られず、それを補おうと日中昼寝をしてしまうとさらに夜間睡眠の質を低下させてしまいます。





睡眠障害と病気の関係性

健康な高齢者にも訪れる睡眠リズムの変化ならまだ良いのですが、睡眠リズムの変化(睡眠障害)が特定の疾患から引き起こされていることもあるので注意が必要です。
例えば、うつ病や統合失調症、脳器質性疾患など精神・神経疾患の発症に先立って、睡眠障害が出現することもあり、これらの場合には専門家による診断と治療が必要です。
また、認知症の方には睡眠障害は顕著に現れると言われており、夜間に寝つきが悪い・眠りが浅いため日中の眠気や昼寝につながり、ますます夜に眠れなくなるという悪循環を引き起こします。
その他、睡眠時無呼吸症候群、むずむず脚症候群、パーキンソン病、脳血管障害など高齢者に多い疾患もまた睡眠障害を引き起こす可能性が高く、発症している場合には専門医による医学的介入が必要です。
この他にも心筋梗塞や狭心症など高齢者の睡眠障害を引き起こす可能性がある疾患は数多く存在しますので、思い当たる原因もなく上手く眠れないと感じた場合には、何らかの病が潜んでいないか一度医療機関を受診されると良いでしょう。



夜型睡眠を改善するコツとは

睡眠障害を引き起こす疾患に起因するものを除く睡眠リズムの夜型化を改善するためには乱れた体内時計を整えることが大切です。
基本的なことですが、①朝目が覚めたらまずは朝日を浴びる、②日中は身体を動かすほどよい運動を実施する、の2点から取り入れてみましょう。





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