近年課題の老老介護や認認介護とは?問題点や今後の対策について|介護ニュース|介護の資格取得ならほっと倶楽部

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2017年10月12日

近年課題の老老介護や認認介護とは?問題点や今後の対策について

少子高齢化、核家族化が進む日本では、60歳以上の高齢者が同じく高齢者を介護する状態、いわゆる老々介護の問題を抱える世帯が増加しています。介護する側、される側の関係は夫婦間、親子間、兄弟姉妹間が多く、平成25年度の厚生労働省の国民生活基礎調査によると在宅介護の世帯の69%、約7割がこの老々介護に該当することがわかりました。
そこで、老々介護を続ける中で懸念される問題点と介護する側もされる側も心身共により健全な状態を維持するための解決策について考えてみましょう。



老々介護の問題点とは

老老介護の現場で生じやすい問題を以下に記します。


  1. 1.介護する側にかかる負担が大きい:

日常動作の一部を介助するだけと言っても、成人した大人ひとりを介護するには体力的に大きな負担がかかります。立ち上がり時や移動時の介助だけでも介助する側にしっかりと支える力が備わっていないと一緒に転倒してしまう可能性もありますし、日常生活全般において全面的に介助が必要な場合には体力や筋力だけでなく気力や精神力が十分でなければ長く続けることは難しいものです。介助する側が腰痛や肩痛など身体に不具合が生じることも珍しくありません。


  1. 2.介護疲れによる共倒れを招きやすい:

高齢者世帯においては、家族以外の第三者を自宅にあげて家事や介護を手伝ってもらうことに抵抗がある方も少なくありません。地域のサービスを知らないという方もいらっしゃいます。老々介護の場合、介護者は休まる時間をもてず共倒れのリスクも高まります。

  1. 3.閉鎖的になりやすく社会から孤立しやすい:

退職や地域活動への不参加から、社会とのつながりを失ってしまう高齢者も少なくありません。腰痛や難聴などにより、より一層自宅にこもりがちな生活に陥りやすいと言えます。


高齢者に多い考え方“介護は極力家族で行うもの”、“知らない人を家にあげたくない”という価値観が根付いている世帯も多く、これが居宅介護サービスの利用の妨げとなり、ひいては介護者の負担増大を招く結果となっています。
加えて、社会とのつながりが希薄であるがために利用できる社会資源、介護サービスについての情報が入りにくく“知らない=サービスを利用しない”世帯も少なくありません。



老々介護で共倒れにならないための解決策とは

これらの事態を招かないために一番大切なことは、介護問題に関して相談できる人、機関等、社会とのつながりを持つことです。特に近年は医療改革が進み急性期を脱すると退院という流れが一般的で、入院が短期化しています。自宅での療養を続ける為に、専門家による介護サービスをいかに上手く取りいれるかがキーポイントになります。
初期の段階から専門家に相談し、長い目で見て要介護者本人と介護する側である家族双方が、無理なく生き生きと日常生活を送ることができるよう考えたいものですね。
介護問題で困った時には、市区町村の介護保険窓口や地域包括支援センターにまずは現状を相談してみるところから始めてみましょう。





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